14歳でお星様になったちゃちゃと 13歳のみく、かあさんの一日をデジカメ写真と共に綴っています
by ねね
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"WD-Dog1" Skin by Animal Skin
小さくなって帰ってきました
昨夜は さすがにあまり眠れず ずっとちゃちゃの傍にいました
冷たくなった頭や体を撫でていると
目は半眼に開いているので 何か言ってくれそうな気さえしました
寝たきりになった時のためにと準備したわんこ用のオムツは
最後の時を迎える時 体を汚したくなかったので一度使ったきりです
ちゃちゃの最後の姿はとうとう写真に収める事ができませんでした
数日前にシャンプー仕立ての フワフワのまま
安らかなその寝顔は 私の胸にしまっておかせて下さい・・・・


今日は又一段と猛暑厳しく ちょっと外に出ただけでも汗が噴出すほどでした
葬儀場に向う為に車に乗ろうとした時に 何時もお世話になっていた
ちゃちゃのトリマーさんがお花を持って駆けつけてくれて
目に涙を一杯にためて優しく撫でて最後のお別れをしてくれました
出かけにモタモタしていたのは きっとトリマーさんを待っていたかった
ちゃちゃの気持ちだったのかもしれません
そろそろ 爪きりお願いしなくちゃねって思っていた矢先の事でした
もう、シャンプーもカットも出来なくなったけれど いつも顔だけちょっととか
爪きりだけとか かあさんが抱っこしたままでやってもらっていました

斎場へは お兄ちゃんとみく友人も一緒に行きましたが
写真を撮ろうとしたらメモリーカードを入れるのを忘れてきていました(ToT)
最後のお別れの写真がないなんて ここへ来て大きな失敗をしてしまいました・・
くよくよしてる間にも 火葬の準備が整って最後のお別れです
もう、この可愛い顔を見るのは最後です 涙で見えなくなりそうになりながら
一杯撫でてお別れを言いました

そして、火葬が始まって一時すると 雨が降り出しだんだんと大きな雨粒になり
かあさんの涙にも負けない位に激しく降り続いていましたが
終わる頃には また何事もなかったかの様にギラギラした太陽が出てきました
この大雨は何だったのだろうと不思議な事でした・・・

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小さくなったお骨を骨壷に収め 本葬が滞りなくすみ 帰りはそのまま
手の中に納まる小さなちゃちゃを抱えて 日曜にお世話になった病院と
今までお世話になった先生にお礼に活きました
最後にお世話になった先生は 心臓が悪い子がここまで痩せてよく頑張ってくれたと
今までお世話になった先生は この8ヶ月間ギリギリの所で本当に頑張ったし
おかあさんも やるだけの事はやったと思いますもう、悔いはないと思いますよと、
いつも のんびりと穏やかにしている姿を見ていたので
ちゃちゃの心臓がそこまで頑張っていてくれた事を忘れるほどだったのです
本当に 最後は苦しい思いもしたけれど 発作からも開放されて辛い咳もなく
過ごしてくれた事は どれだけ私の気持ちを安定させ心配をかけなかった事か

ちゃちゃは 生まれた時からママから守られて過ごしていたのに
突然のお別れで辛い思いをしてからは かあさんだけが大事な存在でした
かあさんにしても いつも気持ちを読み取ってくれて どんな時も傍にいてくれて
辛い事も苦しい時も楽しい出来事も色んな事を乗り越えられてこられたのは
大きな可愛い目で見つめて寄り添ってくれた彼女がいたからだと心底思っています
かあさんの性格をよく把握して我儘も言わず素直で優しくて
本当に本当にいい子でした いい子過ぎるくらいだったかも知れません
かあさんもどれだけの愛情を注いでも足りない位に愛おしい子でした
そんな性格のちゃちゃだから 最後まで心配かけずに静かに傍にいてくれて
もう少し我儘を言ってくれてもお世話をする時間をくれてもよかったのにと
思われてなりません・・・・

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帰ってから祭壇の準備をしていると お友達からきれいなお花が届いて
ちゃちゃの周りを華やかに飾ってくれて 本当に本当に嬉しく思います
近所の友人も訪ねてきてお花や果物を持ってきてくれました
甥っ子が入試があるので 泊りがけで来ました(大学院の試験場が近いのです)
妹や友人から電話がかかって 夜も来てくれる人がいて
昨夜は 報告をと思いながらとうとう更新する事ができませんでした

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今朝 お兄ちゃんと甥っ子を送り出してお友達のブログをみたら
沢山の方がちゃちゃの事を綴ってくれていました
コメントにも 何時ものお友達 始めましてのお友達 そして、お久しぶりのお友達
こんなに皆に見守られていたんだって また嬉しくて涙が出ます
あとからあとから涙が出てきます どんなに幸せな子だったのだろうかと思います
本当にありがとう

夜も朝も ご飯とお薬の準備をして 食べさせてみて
食べなければ食べさせて お薬を飲ませ目薬を時間差で指して
そんな事がもう当たり前になっていたのに 今はもうできません・・・
それが、お水をかえてお線香に火をつけて手を合わせるという事に変わったなんて
・・・もういないんだって事なのですよね・・・・
みくは ちゃちゃがなくなった日は隅っこに行って小さくなっていました
結局その日はご飯は匂ってみるものの 食べませんでした
食いしん坊さんなみくも きっとちゃちゃがいないのを何か違うのを
感じ取っているのでしょう・・みくも悲しくて淋しい思いをしているようです

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まだまだ伝えたい思いはあるのですが 涙があとからあとから伝ってきます
文字もかすんでしまいます これから少しずつちゃちゃの事
お話できたらって思っています
最後になりましたが ちゃちゃは一生懸命に頑張りました
私も私が出来る事をやったと思っています
わんこはわんこに与えられた寿命があります
もう、これ以上は後悔や悔いなどという思いはありません
ちゃちゃの犬生一生懸命に生きてきました それだけを大切にしていきます

 
Top▲ | by tyatyamiku2006 | 2010-08-02 23:32 | ちゃちゃ
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